使用荷重
「Dカンの使用荷重40kgf」っていうのが「首輪のこだわり」の中に出てきます。
使用荷重とは、安全に使える荷重のこと。
40kgの荷重までなら問題無く使えます、ということです。
使用荷重は破断荷重に安全率を掛けて出します。
Dカンなら通常、安全率は6。
破断荷重の1/6の荷重が使用荷重になってます。
使用荷重40kgfなら破断荷重は240kgf。
240kgfの力が掛かると壊れます。
衝撃が加わるとまた違いますが、20~40キロの中~大型犬が使用しても
一応安心な数字だと思います。
一般に首輪に使われているDカンはどうなんでしょう?
よくあるのはクラフトパーツ屋さんにある鉄製(溶接)でメッキされたものや
亜鉛ダイキャストのちょっとしゃれた形のもの。
これらに使用荷重が表示してあるものは見たことが無いです。
溶接の鉄製はステンレスと比べてそんなに差は無いハズ。
でも使用荷重の表示が無いので何となく心配…。
鉄は加工次第で強くも弱くもなるみたいですからね。
亜鉛ダイキャストは材料としてはステンレスの半分くらいの強度。
仮にDカンの破断荷重が120kgfとしたら、使用荷重は20kgf。
デザインの形状によるマイナス部分や多少衝撃がある事を考えたら、
中型犬以上が強く引っ張った時には少し心配な数字になってきそうです。
何かしら追記予定。