2012/09/24

     首への負荷の話

 

約 10~30kg


体重7キロの小型犬が急にダッシュしてリードの伸びきった瞬間に首に掛かる負荷の想定です。


リードが伸びきるまでの数歩でトップスピードの1/3~1/2くらいのスピード、

リードが伸びきった瞬間に0.1~0.2秒で前進が止まる、という仮定です。


芝犬ぐらいならトップスピードが30km/hとして、犬は2秒くらいでトップスピード近くまで加速出来るので…

リードの長さや元の立ち位置にもよりますが、ロケットスタートの数歩でトップスピードの1/3~1/2の10~15km/h。
10~15km/hなら、0.1秒で止まる時に支えてる首に約20~30kg、

0.2秒で止まる場合は約10~15kgの力が掛かる、という計算です。


10kgの犬が同じ条件なら14~42kg

15kgの犬が同じ条件なら21~63kg

20kgの犬が同じ条件なら28~85kg


重いコは加速が遅いのと止まり方の差による減速の時間に正確さがありませんが、

これに近い力が掛かる事は確かだと思います。

散歩時の脚足歩行が完璧なら関係無い話ですが、

気になるモノに急に駆け寄っちゃう場合に、毎回体重以上の力が首に加わっている可能性が。

そうだとしたら、頚椎・気管・皮膚へのダメージが心配です。


散歩はほぼ毎日。例えば1年で350回散歩に出たとして、5歳くらいまで一度の散歩で2回突進すると、

350×5×2=3500


3500回、首に体重以上の力が掛かるラリアートを受けてると思ったら…

少しでも首への負荷を軽減させたいトコロです。

 

ホントはトレーニングして一切リードを引っ張らせないようにするのが一番ですが。

 

 

 

何かしら追記予定。